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環境への取り組み 環境教育支援活動

学校ビオトープづくり支援

池の中の管理

水中や水面でふえすぎた水生植物は間引いて取りのぞきます
※水生植物:アオミドロ類などの藻類(そうるい)、エビモなどの沈水(ちんすい)植物、ヒシなどの浮葉(ふよう)植物、ウキクサなどの浮漂(ふひょう)植物、ガマなどの抽水(ちゅうすい)植物をいいます。
水面がこれらの水生植物でおおわれると、水中に酸素がとけ込みにくくなり、水の生き物に影響がでることがあります。一方、これらが少なけば水の中が明るくなり、藻類や沈水植物がふえることになります。 池でよくみられるアオミドロ類は、昼間は光合成をおこなって水中に酸素をだしますが、夜は呼吸によって酸素をつかいます。藻(も)の表面についているバクテリアや原生(げんせい)動物は、水をきれいにするはたらきがあります。そのほか、藻はメダカが卵を産みつける場所になったり、メダカのえさになるほか、ヤゴがかくれる場所にもなります。 しかし、見た目が悪く、水中の生き物を観察する上でじゃまになるほか、ふえすぎると沈水植物が育ちにくくなります。藻はすぐにふえるので、できるだけていねいに取りのぞきます。
取り上げた藻は、水ぎわの土の上に広げておくと、その中にいたヤゴははい出して池にもどります。池にメダカがいると、それに卵がついていることがありますので、藻からヤゴがはい出したあと、水を入れた容器に移しておくとふ化します。(メダカの卵はじょうぶなので、表面が乾くまで死ぬことはありません)
水生植物のない水面が池の面積の1/3以下になるように管理します。
トンボは、きらきら光る水面をみつけてビオトープ池にやって来るそうです。ギンヤンマやイトトンボ類の多くは、水面の水生植物の中に産卵します。

  • 広がったカヤツリグサ類(左)とヒメガマ(右)、間引きが必要

  • ギンヤンマ

  • アオモンイトトンボ
枯れた水生植物の茎や葉は、池から取り除きます。
枯れた茎や葉は、そのままにしておくと、くさって水中にチッ素、リンなどの栄養分が溶けだし、藻類やプランクトンがふえやすくなります。
池の底にたまった土砂や落ち葉は、2~3年を目安に取り上げます。
そのとき、池底の落ち葉は生き物のかくれ家やえさになり、水をきれいにする微生物もたくさんついているので、その一部は残します。


水生植物の間引き作業

外来の水生植物で「要注意外来生物※」に指定されているものや、ヒメダカ・アカミミガメ(ミドリガメ)などのペットが持ちこまれた場合は池から取り除きます。
※要注意外来生物は、「外来生物法」で指定されたブラックバスや食用ガエルなどの場合とちがって、飼育・栽培しても法律に違反するわけではありませんが、生態系へ悪影響を与える生き物なので、取りあつかいには注意が必要です。

ビオトープ池でよくみられる「要注意外来生物」


  • オオカナダモ

  • オランダガラシ(クレソン)

  • ホテイアオイ

  • キショウブ
水位をチェックしその変化に注意します。
生き物は、水位や水分が変化すると移動したり、ある程度の順応性を示しますが、水がほとんどなくなって生き物に悪影響がでるようになれば最低限の給水が必要です。